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2015年11月04日

何を祭ろうか迷うほど

 今年もこのような感じの季節が来たかあ、と漠然とした感覚でいたら、あかんよね。金大祭らしいし。というわけで金大祭の季節がやって来て、去って行きました。いや、楽しかったですね。どうでしたでしょうか。とても楽しかったでしょう。僕は楽しすぎてブログの存在を忘れていましたよ。なんか、すごい楽しい企画とかあったし。講演とかね。たくさんの人が集って楽しい時間を過ごしたんじゃないの。いろんな店みたいなのも出てたし。非常にみんな張り切ってましたよね。ほんと。ええ。テンションがすごかったです。テンションアゲアゲでしたよね。マジで。マジアゲアゲだったわーって思う。
 さて、金沢大学生がテンションアゲアゲ、天気は土砂降りだった頃、文芸部は何をしていただろうか。話は前日の朝に遡る。いわゆるハロウィンの日の朝、文芸部掃除係唯一の掃除係、掃除係は無駄に早起きをしていた。朝の早よから創作活動に勤しむためである。彼の日常は創作活動に始まり創作活動に終わる。かと言って小説を書いていたというわけではない。この男はエゴレゴラーとして他の部員数名に疎ましがられている節があることを自覚しつつ生きる心の強い青年であった。熱いコーヒーを片手に、前日の深夜に作ったレゴ作品を眺めつつ、改良点を探していたのだった。その後数時間を普通に過ごした掃除係は大学へ向かった。空は曇り、今にも雨が降りそうだった。降ったら行かないでもいいかな。とさえ思った。
 しかし残念ながら雨は降らなかった。掃除係はさっさと自分の仕事を終わらせるために出発した。薄っぺらい部誌50冊を運搬するためである。という仕事はあっさり終わった。彼は全てを終えた充実感に震えた。寒いし。帰ってきてから雨が降り出した。豪雨だった。
 というわけで文芸部はそういうことをしていたのだった。本当に、貴重な経験になったと思う。と掃除係は思った。このように楽しい金大祭、もうとっくの前に終わってしまったけれども、来年もあると思うので、ぜひ、行きたいと思いますよ。晴れたら行きたいと思いますよ。撤収めんどくさ。  

Posted by 金沢大学文芸部 at 00:50Comments(0)活動履歴